【4/11 20:03最終更新】今までTwitterやPixivで頂いた質問とその回答をまとめました。
文章が下手で分かりにくい説明になっており申し訳ありません。質問していただけるとこちらもどんな部分が分かりにくいか・どんな情報がほしいかわかるので大変ありがたいです。
気になる点がございましたらお気軽にメッセージ・スタック・リプライなどで質問をお寄せ下さい。
Q.花憑きが花より先に死んでしまうことはありますか?
→あります。「最大寿命が憑かれた花と同じになる」というだけで、花に与えられた力を使いすぎて花に与えた生気の半分以上に力を使ってしまうと、存在するためのエネルギーを使い果たして消滅します。力を少しずつ使っていくだけorそれなりの願いを一度叶えるだけなら、花と同じくらいまで生きられます。Q.花憑きの使える力の大きさや種類に制限はありますか?また、人を蘇らせるようなことは可能ですか?
→大抵の力は与えられますが、やはり限界はあります。当然ながら「世界を滅ぼす」ような規模の願いは叶えられませんが、「親戚一族に呪いを与えて滅ぼす」くらいならなんとか。願い・力の方向性はプラスでもマイナスでも構いません。また、花が花憑きに提示するのは「なんでも一つ願いを叶えてあげる」ではなく「願いを叶えるための力を一つ与えてあげる」です。死人の蘇生に関しては上の質問の回答も関係してきますが、条件付きで可能です。一つは「力の強い、寿命の短い草の花であること」。次に「蘇生した人間は、花憑きが生前に残していた寿命の半分以下しか生きられないこと」、最後に「死人の蘇生に力を使った花憑きは、その時点で存在するための力を使いきって消滅すること」。また、本来死んだはずの人間が蘇ったことに対するアフターケア等は当然何もありません。蘇生した人間は花憑きと入れ替わるように、その花のある場所で生前の姿で目覚めます。Q.契約した花憑きを失った花守りはどうなりますか?
→花守りが力を借りた花憑きを失うと、借りた力を失います。体に浮かんだ刺青も、色褪せて消えてしまいます。花守りの契約は「花憑きを守る代わりに」「力を借りる」ということで完結しているので、花憑きが寿命を迎えるまで花守りをやり遂げたとしてもご褒美はありませんし、逆に志半ばで花憑きを殺されてしまったとしても花守りにペナルティはありません。奉仕活動に近いものがあります。Q.「力を持った花」と「花憑きを得た花」と「ただの花」は見た目に違いは出るのですか?
→「力を持った花」自体は見た目にはただの花と変わりなく、研究者であっても力を持つ花とただの花を見分けることはできません。悩みや絶望を持った人間を見つけた花がその相手に話しかけることで、初めて(その相手にだけ)その花が「力を持った花」だとわかります。
「花憑きを得た花」になると、捧げられた体から得た生気によって花の外見(色の鮮やかさ・形・艶・瑞々しさなど)や香り等の質がかなり高くなり、明らかに他の「ただの花」とは比べ物にならないような美しさになります。虫や鳥の目にも非常に魅力的に映り、蝶などが沢山寄ってきます。しかし普通の人間は花の発する物質やフェロモンなどによりその変化に「違和感」を持つことができません。他の花憑き・花守り・花食いであれば異変を察知することができますが、それ以外の人間で花の変化に気づけるのは「研究者」くらいです。Q.「何かに絶望した人間」を「花憑きになるように誘惑」している黒幕?のような存在がいるのですか?
→黒幕のような存在はいません。「力を持った花」も全て個人(個々の花)の意思で人間を誘惑します。………が、善意や「仲間を増やしたい」等の理由で、何かに悩む人や絶望した人、強い願いを持つ人を「力を持った花」のもとに導いて引き合わせようとする花憑きや花守りもいるようです。
ちなみに花が人間を誘惑する際には、テレパシーのようなものを用いて会話するようです。
(3/5 診断結果にこうした誘惑者も追加しました)Q.花憑きの姿は、全体的に霊体だけど姿は見えてて(実体は既に崩れ去って存在しない)、花の部分だけ常に実体化してるのでしょうか?
→非実体時は霊体のようなものだと思って頂いて構いません。花憑きの体に生えている花は非実体化時なら非実体、実体化時は実体になります。体と花の実体・非実体状況は常に一緒です。Q.花憑きは幽霊のような存在とのことですが、花守りでも花食いでもない一般人には、花憑きの姿は見えないのでしょうか?その場合、花憑きが見える(霊感のある?)人間だけが、花守りや花食いとして活動するのでしょうか?
→非実体時の花憑きは、見える人と見えない人がいます。花憑きが見えるかどうかは霊感や感受性、生前の花憑きとの関係性には関係がありません。また、「特定の花憑きだけ見える」「特定の花憑きだけ見えない」という人もいます。実体化している時は誰の目にも見えます。
基本的には花憑きが見える人間が花憑きと関わりを持つことにより花守りや花食いになります。が、「見える人間」が仲介をすれば花憑きが見えない人間でも花守り・花食いになることはできます。見える人間と見えない人間がタッグを組んでそうした活動をしていることもあるかもしれません。Q.花憑きは「自分に憑いた植物からは数メートル以上離れることは出来ない」とのことですが、たとえば花憑き自身がその植物の生息している公園にいたとして、そこから他の場所へ移動する場合は、その植物を一輪摘んで持っていく等すれば可能なのでしょうか?
→花憑きは自分に憑いた植物に干渉することはできません。触れる・寄りかかる・座るなどはできますが、傷つけたり移動させたりすることはできません。移動したい場合、草であれば他の人に鉢などに植え替えてもらってその鉢と共に移動することはできます。
「摘んで持っていく」とその株が死んでしまうので花憑きが消滅してしまいます。また、一株から生えている花のうち一輪を摘む等した場合でも、花憑きがそちらの花に移ることはできません。Q.上記に関連しまして、花憑きに憑く植物が桜だとして、ソメイヨシノやシダレザクラ等の複数の種類がありますが、憑いている植物の細かい種類が違う場合でも、同じ「桜」であれば花憑きとしての能力の発動自体は可能なのでしょうか?
→花憑きは「自分がその体を捧げた植物の個体」と契約を結びます。植物の種類と契約を結ぶわけではありません。なので自分の契約した株以外の株の力を使うことはできません。 Q.花守りの刺青は、専門の彫り師等に彫ってもらうものなのでしょうか?それとも、花憑きを守ると決めた(契約した?)段階で、花守りの身体に痣のように浮かび上がるのでしょうか?
→刺青は花守りと契約を結んで力を借り受けた段階で、花守りの体に痣のように浮かび上がります。力を与えた花憑きが消えると、花守りも力を失うと共に刺青が自動的に消えます。Q.花憑きの体に生えた植物に実がなることはありますか?
→あります。実体化時に実を採れば食べることは出来ますが、消化前に実体を失うのでそこから栄養は得られません。所詮幽霊の実です。また、花憑きから生えた植物になった実には種がなく、殖やすこともできません。
花憑きに憑いた植物(実在している方の植物)になる実は普通の植物と同じです。が、やはり花と同じように実の方も色形が美しくなったり食味が良くなったりするようです。もしかしたらその為に誰かを花憑きにさせようとする――なんて人も現れるかもしれません。Q.動物でも花憑きになることはできますか?
→可能です。花はそれぞれの生物に対応した思念のイメージを飛ばすことができ、ある程度知能のある生物なら契約が可能です。ただし、大抵の動物(鳥類なども含む)は人間より体が小さく寿命も短いので、花憑きとなって行使することの出来る力はごくささやかなものになります。亀やオウム類等寿命の長い動物であれば、多少は人間の花憑きに近い力を得られるかもしれません。小鳥や小動物であれば「群れ」で花憑きとなることにより、強い力を得ることもできます。
また花憑きに限らず花守りも、動物がなることが可能です。「花憑きとなったペットの花守りに飼い主が」「花憑きとなった飼い主の花守りにペットが」などの例が確認されています。どちらも野生動物がなることは珍しいですが、無いわけではありません。
虫はどちらにもなれません。 PR